クラシカルなオープニングピースはいかが?
こんにちは!ディスクリエイトミュージックストアです。
演奏会の1曲目をどうするか、結構悩みますよね。
ドカーンと派手なオリジナル作品?
それともクラシカルアレンジ?
今日はその中間を行く「クラシカルなオリジナル作品」をご紹介します。
平野達也氏の「ペンテコステ~吹奏楽のための祝典序曲~」です。
楽曲紹介はこちらです。
私はクリスチャンでもなく、傍らにあったエル・グレコ(1541-1614)の画集を開き、そこにあった「ペンテコステ」という画がとても神々しく、気に入ったので、そのまま使うことにしました。
作曲当時、講義でモーツァルトの「レクイエム」のキリエを取上げておりましたので、そのような影響はあるのかもしれません。
思い返すと私の中では随分前からモーツァルトとエル・グレコはつながり合っていたような気がします。それは確かな技術に支えられた創造という点においてです。
曲は祝典序曲ですので式典や祭典、お祝いの機会に演奏されることを念頭におき、華やかに堂々としたものを目指しました。
また演奏会形式での「序曲」としても充分に使えると思います。
モーツァルトとエル・グレコの劇的且つ清澄なる作品群は、決して天賦の才能によるものではなく人間的努力のたまものだと思います。
我々も音楽にはそのような態度で臨みたいものです。
そういう音楽や演奏はきっと神々しい輝きを放つに違いないのですから。
(平野達也)
では、聴いてみましょう。約5分ですのでお付き合いください。
いかがでしょうか!
吹奏楽オリジナルらしい響きもありながら、
クラシカルな品のある落ち着きもあり、
特に演奏会でオリジナルもアレンジも取り上げるような場合の演奏会序曲として最適かと思います。
演奏時間5分30秒、グレード4です。
スコアのみのご注文も承っております。
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本日は以上です!
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